父の法事

父が亡くなって、16年。今年は17回忌でした。私が舞妓さんの時に急にこの世を立ってしまった父。父と過ごした時間は中学卒業までなので、同じだけ父のいない時間が過ぎました。舞妓さんになるのを反対していた父で、男親だからやっぱり心配性。ホームシックになって公衆電話から家にかけると、母は「屋形のお母さんが心配するから」と怒るのですが、父が出ると「水はどうだ、辛くはないか、帰ってきてもいい」。まさに飴と鞭でした。でも反対を押し切ってでてきた手前父には心配かけられないので強がって「みんな優しくて、とっても楽しい」と言って電話を切っていました。あの電話があったから、舞妓さんデビューまでもったのかもしれません。いっぱい聞きたいことがあったのに、反抗期や照れでなんにも聞けずじまい。今でも枕元でもたってくれればいいのに、と思います。アウトドアとものを作るのが好きなのは父譲り。きっとこんなちょっと変わったローソクも喜んでくれるはずだと選んできました。


13回忌からイベントや遊ぶのが好きだった父を偲び、親族お泊りキャンプがはじまりました。今年で5回目。釣りにいったり、海にいったり、山に登ったり。20人は軽く超えるので小さい学校のキャンプ並みです。夏休みの時期に、20人以上の宿泊を探すのは毎年けっこう至難だったります。ロッジだと3軒。来年からは学校用の宿泊施設を探そうかと・・・(笑)。叔父叔母、いとこ、はとこ・・・それぞれ、毎年状況が変わる中で、1年に一度顔を合わせて過ごす時間は、今ではなくてはならない年間行事となりました。日頃の浮世の悩みから解放されるひととき。家族だけだとこうはいかない、なんともよい距離感。居心地がいいものです。これも父のおかげだなぁと思い、今回も手を合わせたのでした。

この夏、皆様も親族キャンプ企画してみてはいかがでしょうか?!意外と、かなり楽しいものですよ!