八朔

今日は八朔です。今頃はたくさんのカメラマンさんに囲まれながら、紋付き姿の芸舞妓が「おめでとうさんどす~」と口々にご挨拶にまわっているころでしょう。10メートル歩いただけで溶けてしまいそうな暑さの中で、黒の紋付姿で、年々増える人込みをかきわけて歩く数時間はなにかの行のようなしんどさでした。よその街では、軽装になっているところもあるのですが祇園は未だ正装。どんなに暑くても続けるその心意気が私は好きでした。

毎年恒例で、八朔の出発前にはみんなで玄関で勢揃いのお写真を。20枚近く残る写真には、自分もふくめて、年々お姉さんになっていった歴史が残ります。ある程度お姉さんになったら、白塗りから、からげの恰好になっていきます。そしていつも足元にはチロ。この子で3代目チロです(笑)。大事な家族の一員で、チロのいない写真はありません!!そうそう、たまにカメラマンさん同士で喧嘩されるのに困っていました。お写真をとられる皆様にはぜひご配慮のもと、熱中症に気を付けて、お写真をとっていただきたいです。