初めての酉の市

開業するのあたり「長吉呉服店」を消し札を作ってちょうど一年。携帯電話につけて肌身離さずもっている消し札を書いてくださった師匠のお店に奇遇にもだどりつけたのは私にとって幸先のよい嬉しい出来事でした。

最近、本当に不思議なご縁がたくさんあります。

京都にいた20年につながるご縁で、でも京都にいるときはつながらなかったご縁。

東京にでてきたからこそ、つながったご縁です。

つなげてくださる方にも感謝でいっっぱいで、鷲さまにも手を合わせますが、縁を運んでくださった方にもこっそり手を合わせています(笑)。

先日、初めて酉の市にいってきました。11月の初めての酉の日の市だった11日。待ち合わせの時間を聞いたときは耳を疑いましたが、午前0時から始まる市だったとは!!この日は0時ごろから小雨がぱらついていて、鷲神社につくと電球色の中に色とりどりの熊手が華やかに飾られて、どこか違うところへ迷い込んだような不思議な景色でした。京都のえべっさん(十日戎)に当たるものなのでしょうが、もっといろんな色が入っていて、えべっさんに比べどこか異国情緒を感じました。

たまたまお供した先で私も初熊手を購入することにしたのですが・・・そこでなんとも嬉しいご縁をいただきました。名前を入れていただく際に「長吉呉服店、知っているよ!」と。お店の中を見上げると橘右之吉師匠が!!寝ぼけまなこの私は一瞬なにがなんだか・・・(笑)。

伺ったお店「よし田」さんは後で聞けば師匠ゆかりのお店だったのです。