新春の新橋演舞場へ舞妓さんが観劇に。
私も歌舞伎の大好きな舞妓だったので、歌舞伎に、しかも東京のお芝居へ連れていただけるときは指折り楽しみにしていたものです。だいたいこういうときは「そんなり」といってお白粉をぬらずに、普段のお化粧でおでかけします。着物もお芝居にもよりますが、小紋や附下で・・・屋形にいる間はお母さんの用意してくださったものを着ていきます。南座など劇場が近いときはショール程度ですが、大阪や東京のお芝居の時は道行を着て。
よぉくみてみてください!!肩にはちゃんと縫い上げが!舞妓さんの身に着けるものには振袖、お稽古着、見えないけれどお襦袢、そしてこのように道行や雨ゴートにまで縫い上げがあります。
もうこれ以上は大きくならないのですが(なっても困りますが・笑)、幼さを演出するために縫い上げを続けるのです。喪服も同様で、縫い上げがあり、お袖も長さも長め。たったこれだけでのことで、喪服でさえもどこか幼く可愛らしくなるのが不思議です。翌日の昼の部も見て帰るそうで、とっても嬉しそうな二人なのでした!
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